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大型連休の胃腸疲れをリセットしたい人のために、最低限必要なことだけを教える。

内臓 生活習慣 カラダのこと

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 こんにちは。秘境をめぐる治療家、中村ひろきです!

大型連休中って、とかくいつもより飲食する量が多く、胃腸を壊しやすい時期ですよね。

そんなときにイチバンやってはいけないこと、知ってます?

それは「食べる前に、飲む」とかいうキャッチフレーズでお馴染みの胃腸薬を服用して暴飲暴食することなんですよね・・・。

胃腸のSOSを化学物質でブロックしてしまった上で、平気な顔で過剰に飲み食いして喜んでいるなんて、狂気の沙汰としか思えません。

まだ何も服用しないで暴飲暴食する方がまだマシですよ。

どれだけ自分の胃腸をいじめたか、翌日に自覚することができますからね。

そうして、自分の胃腸に謝りながら、胃腸の疲れをリセットするセルフケアをしてあげたほうが、どれほど自然な流れといえましょう。

 

というわけで、今回は難しいことは一切抜き。仕事始まりを迎える前に最低限必要なセルフケアだけをカンタンにお伝えしていきます!

 

1.プチ断食をする

病気は「不足」か「過剰」で起こる

大型連休中の暴飲暴食、ぼくは大いに賛成です。

大切なのは、むしろその後。仕事が始まる前にしておきたいのは「一食分抜く」ということ。

これね、反対意見の人多いと思うんですけど、ものすごい大事なことなんですよ。

食生活が病気を引き起こすとき、大きく分けて二つの原因があります。それは「不足」と「過剰」です。

日本人が十分な食事にありつけなかったとき、脚気(かっけ)や夜盲症といった病気になる人がたくさんいました。

それらは、いうまでもなく栄養素の「不足」によって起こる病気です。

今はどうか。「糖尿病」「脂肪肝」「痛風」などの現代病は、すべて栄養素の「過剰」によって起こる病気です。

現代人はとにかく食事の取り過ぎが病気を引き起こしている。昔の人には贅沢な悩みでしょうが、これがまぎれもない事実なのです。

 

その空腹はほんとうの空腹か?

ニンゲンの体って不思議なもんで、毎日食事をする時間にうまいことお腹がすいてくるんですよね。

じゃあ、その空腹って、本当にカラダが栄養素が足りなくて欲しているんだろうか?

その時にね、みなさん思い出してください。

メッチャお腹がすいている時に、スーパーの試食などでたった一口食べたら、空腹が落ち着いてしまった、という経験はありませんか?

所詮ね、その程度の空腹なんですよ。

本当にカラダが欲しているわけではなく、常識に毒された脳が感じている「偽りの空腹」です。

ちょっと、このツイートみてください。

 人間の胃腸って、食べたものを完全に消化するまで6〜8時間かかります。

さぁ、現代に生きていて6時間全く何も食べないことなどあるだろうか?

意識しなければなかなか無いですよね。ということは、あなたの胃腸は24時間年中無休で働いている、というワケです。

上のツイート主であるりゅうけんさんが「肌の艶がよくなった気がする」とおっしゃっていますね。

それは、24時間胃腸に集中していたエネルギーを肌の修理に回すことができた何よりの証拠です。

ぼくだって、目の前に栄養失調で死にそうな人がいたら「1日3食摂ってください!」と叫びますよ。

でも、それは必要な栄養を摂取できなかった遠い昔の常識。

今は思考も、持ち物も、食べ物も、「過剰から適正へ」と引き算する時代です。

 

2.背中と脚のストレッチをする

胃腸の疲れはどの筋肉に現れるか。

これは、

・背中

・ふとももの前側

この2か所なんですよ。

ご飯、パン、麺類といった糖質が大好きな男性は、たいていここを伸ばすストレッチが硬くてできません。

それは、まさに胃腸の疲れが筋肉に硬さとなって表れている証拠です。

というわけで、「背中」と「ふとももの前側」の筋肉を伸ばすことで、胃腸の疲れを緩和させることができるんです。

筋肉だけでなく「内臓の疲れ」も取れるなんて、ストレッチってやっぱり偉大。

ここでは、1〜2分でできて直後からスッキリ感を味わえる2つの体操を紹介します。

 

肩甲骨タオル体操 

 

このブログで何度もお伝えしている鉄板の体操です。

タオルや手ぬぐいを使い、なるべく肘を曲げないようにして、ググッと腕を下げてきます。

左右の肩甲骨が真ん中に寄る感覚を味わいましょう。

胃腸の疲れが現れる背中全体にムチャクチャ効きます。

1〜2分じっくり味わいます。痛いけど気持ちいい範囲でやりましょう。

 

食べ過ぎ体操

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次は、ふとももの前側を伸ばすストレッチ。

正座のまま、ゆっくり仰向けに寝ていきます。

(無理な人は片足ずつやりましょう。)

ここで膝が上がってしまう人は、胃腸の疲れが表れている証拠。

 

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余裕がある人は、両手をバンザイしましょう。

なぜなら、胃腸の負担で下がった肋骨をググッと上げることができるから。

寝起きの背伸びをする感覚で30秒くらいじっくり味わいましょう。

 

3.ゆっくりとお風呂に浸かる

「はぁ?こんな基本的なこと?」

と思われるでしょうが、不摂生が続いている人がおろそかにしているのは間違いなく「基本的なこと」なんですよ。

胃腸の疲れをとるために有効な入浴法は、ぬるめのお湯に長時間浸かること。

具体的には39℃のお湯に15分以上浸かると、ゆるやかに全身に血液が行き渡り、筋肉や内臓の疲れが正常に戻りやすくなります。

また、ストレッチだけでは取りきれない「背中」と「脚」の筋肉がさらにほぐれるので、いうまでもなく胃腸の疲れに効きます。

もし銭湯に行ける余裕があれば、温冷交代浴がオススメ。これは交感神経と副交感神経が真ん中に戻りやすくなるので、カラダの変調を整えるのにメッチャ効果的なんですよ。

 

4.寝る(コツ有り)

この「寝る」という作戦の場合、実践するとすぐに次の日に胃腸の疲労回復を実感できる、というワケではありません。

それだけに軽視しやすい要素なんですが、それが大間違いの元。

しっかりと睡眠をとることで胃腸の疲労回復効果を感じられるのは、数週間後です。

周囲の友達や同僚が胃腸風邪などでダウンしていく中、「不思議と自分だけは元気」という嬉しい現象が出現しやすくなります。

ここで大切なのは、寝過ぎないこと。

大型連休中に過剰に睡眠をとってしまうと、仕事始まりが予想以上にしんどくなってしまいます。

だから、コツはいつもより1〜2時間だけ早く寝ること。

例えば深夜1時前後に寝る習慣のある人なら、大型連休の終わり頃は23時半〜0時あたりに寝ておくと良いです。

なんといっても胃腸の修理が行われるのは睡眠中なので、これを抜きにして胃腸の疲れを取りたいなんて愚の骨頂、というわけです。

十分な睡眠は、胃腸の疲れだけでなく、筋肉の疲れやストレス解消などにこれ以上ないクスリ。

大型連休の終盤に少なくとも1日はこういう日を確保したいところです。

 

胃腸の疲れを取る最低限のまとめ

「内臓の疲れを取る」って、なんだか難しそうな気がしますが、とってもシンプルな方法に過ぎないことがお分かりいただけたでしょうか?

今回お伝えしたことをギュギュッとまとめると、これだけです。

・ちょっと食事抜いて、

・ストレッチして、

・ゆっくりフロ入って、

・しっかり寝る。

小難しいことは一切不要です。

「これだけじゃ物足りない。一歩先行くセルフケアで仕事を迎えたい」という人は、30分程度のウォーキングを取り入れるといいですよ。

ただでさえ冬の冷えた体に胃腸の疲れが乗っかっているのに、急なランニングは故障の元。

そういった意味で、ウォーキングが仕事始まりに向けた最良の準備運動です。

「仕事の9割はダンドリ」といわれる通り、連休明けの仕事ぶりを左右するのは間違いなく休み終盤の過ごし方。

ここで完璧にセルフケアをして、最高の仕事明けにしましょう!